１）ハード音源の音が鳴りっぱなし。特に、ストリングス系の持続音（リリース音）が長い音色の場合、長時間の残響が残る。
２）ストリングス系を素早く演奏（鍵盤を弾く）すると、１）の状況が顕著になり、持続音が止まらなくなり収集がつかなくなる。
当初はTRITON-Rack個体の異常と思い込み、修理発送の用意までしていたが、もう一度、再点検したところ、他のハード音源でも同じ症状と判明。ハード音源が一斉に故障することは考えにくいので、原因はCubase7と推測。しかし、Cubase7側の設定も限られ、音鳴の要因は見当たらない。
次に、マスターキーボード（KORG M1）に接続しているMIDI OUTケーブルの異常と推測。他のMIDIケーブルと入れ替えても症状は同じ。マスターキーボードのMIDI OUTはオーディオインタフェイス（Fast Track Ultra 8R）にMIDIケーブルに接続してあるのだが、このMIDIケーブルをMIDIインタフェイス（MOTU Express 128）のMIDI IN（８）へ差し替え。
ここで確認したところ、異常な音鳴はなくなり、ストリングス系も正常。結局、今回の音鳴の原因はオーディオインタフェイスのMIDI端子と判明した。
※異常現象の時、Cubase7に録音したところ、正常に再生（音鳴無しで）された。MIDI信号自体は正常に送られているようだが、モニターに問題が発生している模様。確固たる原因は不明。
